この記事のポイント
- ✓キーワードプランナーやサジェスト、Search Consoleを活用してキーワード候補を洗い出す
- ✓完全一致・フレーズ一致・インテントマッチの3つのマッチタイプを目的に応じて使い分ける
- ✓除外キーワードを定期的に追加して無駄なクリックを削減する
- ✓検索意図ごとにキーワードをグルーピングし、広告グループの一貫性を保つ
- ✓配信データをもとにキーワードの追加・停止・入札調整を継続的に行う
キーワード選定の重要性
リスティング広告の成果は、どのキーワードに出稿するかで大きく左右されます。適切なキーワードを選定することで、購買意欲の高いユーザーに効率よくリーチでき、限られた予算で最大の効果を得ることができます。逆に、関連性の低いキーワードに出稿してしまうと、クリックはされてもコンバージョンに至らず、広告費が無駄になってしまいます。
キーワード選定は広告運用の出発点であり、最も重要な工程の一つです。定期的な見直しと改善を続けることが成果向上の鍵となります。
キーワードの見つけ方
キーワードを見つける方法はいくつかあります。まず、Google広告のキーワードプランナーを使えば、関連キーワードの候補や検索ボリューム、競合性、推定入札単価を確認できます。Yahoo!広告にもキーワードアドバイスツールが用意されています。
そのほか、Googleの検索窓に表示されるサジェスト(オートコンプリート)や、検索結果ページ下部の「関連する検索」も有力なヒントになります。また、自社サイトのアクセス解析(Google Search Consoleなど)で、実際にユーザーがどんなキーワードで流入しているかを分析するのも効果的です。
マッチタイプの使い分け
キーワードのマッチタイプは、広告が表示される検索語句の範囲を制御する重要な設定です。Google広告には「完全一致」「フレーズ一致」「インテントマッチ(旧・部分一致)」の3種類があります。
完全一致は指定したキーワードと同じ意味の検索語句にのみ表示され、最も精度が高い反面、配信量は限定的です。フレーズ一致は指定キーワードの意味を含む検索語句に表示されます。インテントマッチは最も幅広い検索語句に表示されるため、新しいキーワードの発見に役立ちますが、意図しない検索への配信リスクもあります。
除外キーワードの設定
除外キーワードとは、特定の検索語句で広告が表示されないようにする設定です。たとえば有料の英会話スクールを宣伝しているなら、「無料」「独学」などのキーワードを除外することで、コンバージョンにつながりにくいクリックを防ぎ、広告費の無駄を削減できます。
除外キーワードは、検索語句レポート(実際にユーザーが検索した語句の一覧)を定期的に確認し、関連性の低い語句を追加していくのが基本的な運用方法です。特にインテントマッチを使用している場合は、想定外の語句への表示が増えるため、こまめな除外設定が欠かせません。
キーワードのグルーピングとアカウント構成
選定したキーワードは、意味やユーザーの検索意図ごとにグループ分けし、広告グループとして整理します。たとえば「英会話 オンライン」「オンライン英会話 安い」は同じ広告グループに、「英会話 教室 東京」「英会話スクール 新宿」は別の広告グループにまとめます。
このグルーピングにより、各広告グループに対して検索意図に合った広告文を作成でき、品質スコアの向上につながります。Google広告では1つの広告グループに含めるキーワードは5〜20個程度が推奨されており、テーマの一貫性を保つことが重要です。
キーワード選定の継続的な改善
キーワード選定は一度行えば終わりではなく、配信結果をもとに継続的に改善していくことが重要です。具体的には、コンバージョンを獲得しているキーワードの入札を強化し、成果の出ていないキーワードは一時停止や入札引き下げを行います。
検索語句レポートから新たな有効キーワードを発見して追加したり、季節やトレンドに合わせてキーワードを入れ替えたりすることも大切です。週次または月次でキーワードのパフォーマンスを確認する習慣をつけましょう。