この記事のポイント
- ✓X広告はリアルタイム性と二次拡散力が最大の強みで、リポスト経由のエンゲージメントは課金対象外
- ✓キーワードターゲティングでユーザーの投稿内容や検索語句に基づく配信ができる
- ✓フォロワーターゲティングを活用して競合のフォロワーに似たユーザーへリーチできる
- ✓クリエイティブは自然な投稿に近いトーンでタイムラインに馴染む表現を心がける
- ✓トレンドやイベントに合わせたタイムリーな配信がX広告ならではの運用テクニック
X(Twitter)広告の特徴と強み
X(旧Twitter)広告は、リアルタイム性と拡散力が最大の特徴です。日本国内の月間アクティブユーザー数は約6,700万人で、特に20〜40代のビジネスパーソンや情報感度の高い層に強いリーチ力を持っています。タイムライン上の投稿と同じ形式で表示されるため、ユーザーの閲覧体験を妨げにくい広告フォーマットです。
X広告ならではの強みが「二次拡散」です。広告ポストがリポスト(リツイート)されると、そのリポスト経由のエンゲージメントには広告費が発生しません。つまり、話題性のあるクリエイティブを作成すれば、実質的な広告費以上のリーチを獲得できる可能性があります。
X広告のキャンペーン目的と課金方式
X広告では、目的に応じて複数のキャンペーンタイプを選択できます。「リーチ」は多くのユーザーに広告を表示したい場合、「動画の再生数」は動画コンテンツの視聴を促したい場合、「Webサイトのクリック数」はサイトへの流入を増やしたい場合に選びます。その他にも「アプリインストール」「エンゲージメント」「フォロワー獲得」などがあります。
課金方式はキャンペーン目的によって異なり、クリック課金(CPC)、インプレッション課金(CPM)、動画再生課金(CPV)などがあります。目的に合った課金方式が自動的に適用されるため、まずは達成したいゴールを明確にすることが大切です。
ターゲティング機能を活用する
X広告のターゲティングには独自の強力な機能があります。「キーワードターゲティング」は、ユーザーがポストした内容や検索した言葉に基づいて配信できる機能で、X広告ならではの特徴です。例えば「転職したい」とポストしたユーザーに人材サービスの広告を配信する、といった使い方ができます。
「フォロワーターゲティング」は、特定のアカウントのフォロワーに似た興味関心を持つユーザーに配信する機能です。競合他社や業界の有名アカウントを指定することで、見込み度の高いユーザーにリーチできます。その他にも、興味関心ターゲティングやイベントターゲティング、会話トピックターゲティングなど多彩な手法が用意されています。
効果的な広告クリエイティブの作り方
X広告のクリエイティブで最も重要なのは、タイムライン上で目を止めてもらうことです。テキストは簡潔に要点を伝え、最初の数文字で興味を引く書き出しを心がけましょう。ハッシュタグは1〜2個程度に抑え、過剰な使用は逆効果です。画像や動画を必ず添付し、視覚的なインパクトを持たせることが重要です。
X広告では「プロモーション広告」「画像広告」「動画広告」「カルーセル広告」などのフォーマットが利用できます。動画広告は最初の3秒が勝負で、字幕を付けてミュート視聴にも対応しましょう。また、自然な投稿に近いトーンの方がエンゲージメント率が高い傾向にあります。宣伝色が強すぎるとスクロールされてしまいます。
運用のコツと最適化のポイント
X広告の運用では、まず複数のクリエイティブを用意してA/Bテストを実施しましょう。テキスト・画像・CTAの組み合わせを変えて、どのパターンが最も反応が良いかを検証します。最低でも3〜5パターンは用意するのがおすすめです。
配信時間帯の最適化も重要です。ビジネス向けなら平日の昼休み(12時〜13時)や通勤時間帯(7時〜9時、18時〜20時)が効果的です。また、話題のトレンドやイベントに合わせたタイムリーな広告配信も、X広告ならではの運用テクニックです。予算は日予算5,000円程度から始め、成果の良い広告セットに集中投下していくのが効率的です。